カテゴリ:うつ( 75 )

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最大規模のオーバードーズが起こる予感がある、ということ。

それを止める手立ては全く無い、ということ。

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by futoshi84 | 2018-10-15 17:58 | うつ
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金曜夜はくたくただった。
忙しかったうえに、やれやれと思うことも多かったから。

あまりに疲れていたからだろう、気晴らしに外食へ行こうという気にもなれなかった。
かといって、真っ直ぐ帰るのも心許ない。

私は財布から睡眠薬を取り出し(肌身離さず持ち歩いているのだ)、
数錠を取り出し、ミネラルウォーターと一緒に飲み下した。
薬を取り出すパチンパチンという音が、車内に響き渡るほど大きく聞こえた(ように感じた)。

何分くらいで薬が効いてくるかは分からない。
そういうのは体調や環境で随分変わるから。
15分くらい?それとも20分?
そうだとすれば、ぎりぎりで家にたどり着けない。
それでも私は思い直した。「仕方ないじゃないか」と。

危険であれ、何であれ、
たまには薬を飲みたくなってしまう夜だってあるのだ。

by futoshi84 | 2018-09-30 20:05 | うつ
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明日は新幹線に乗ろうと

今さっき、決めた。

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by futoshi84 | 2018-04-29 21:07 | うつ
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幸せな時ほど死にたくなる

そんな私は気が狂っているのだろうか

多分そうなのだろう

死ぬのは気が進まないが
幸福になるのだって気が進まない



私は

眠りに就く前に錠剤の束を眺めるのが日課になっている

それでも良い、と諦めてしまう自分が居る

迫りくる台風や落雷のように

仕方のないことなのだと思ってしまう自分が居る

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by futoshi84 | 2017-08-18 22:08 | うつ
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『こんな人生、そろそろ終わりにしよう?』

退嬰的な気持ちの中、
久しぶりにオーバードーズが起こった。
自傷自体は悲しいことかもしれないけれど、
オーバードーズ程度で済んだのは、
まだ幸運だったと思うんだよね。


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by futoshi84 | 2017-04-28 18:46 | うつ
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宅急便を受け取りに、深夜のコンビニへ。
レジに並んで会計を待ちながら、
「この店員さんは何かがありそうだな、、、」
と勘付いた。

前の人が会計を終えたあと、レジに近付きながら、
それとなく店員さんの左手に目をやった。
袖の隙間からリストカットの傷跡が幾筋も覗いているのを見つけたのは、その時だった。
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「あぁ、やっぱりそうか。。」
事前に察知した自分が空恐ろしくて、
私は努めて表情を消して会計を終えた。

『心の病』というのだろうか、
そういうのを患ってる人が”分かる”時がある。
何故分かるのか。何が基準で分かるのか。
そんなことは分からない。
でも、たしかに勘付く事がある。
それは「同じエレベーターに乗り合わせた時」であったり、
「たまたま居合わせた料理店の隣のテーブル」であったりする。

そして、こうも思う。
「私だって知らずに察知されてるだろう」と。

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近頃、大学在学中の、”病気のひどかった頃の自分”を思い返すことがある。
当時の私は実にひどいものだった。
生きているという実感に乏しく、そのくせ感受性だけは強く、
無根拠な自信だけがある。
強烈な自殺願望があると同時に、”捨て身の潔さ”みたいなものをも漂わせている。

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あれから何年もの歳月が経って、
私は(きわどいながらも)「普通に近い」生活が送れるようになった。
当時を回想できるようになったのは、あるいはその為かもしれない。

でも、仮に元気になった今の自分が昔に戻れたとしても、
”当時の自分”を説得することも、なだめることも出来ないだろうと思う。
むしろ返り討ちに遭ったり、
「未来からやって来た裏切り者」
と口汚く罵られるだろう事は、なんとなく”分かって”しまう。

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当たり前のことだけれど、「今の私」は「昔の私」を内包して生きている。
心のどこか−それも”片隅”とは言えないほど広大などこか−を伴って、
私の内部に居る。
当時の自分を切り開くことも、無かった事にすることも出来ないまま、
今日も私は生きている。

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元気になった今でも、初対面の相手の左腕を見てしまう癖が、
私にはある。
傷一つない腕を発見する度、『あぁ、良いな』と思う。
でも、『うらやましいな』とは思わない。

反対に、傷跡のある人を見つけてしまうと、
ほとんど本能的に、引きずり込まれるような共感を覚えてしまう。
何か話しかけたい、と思ってしまう自分を発見する。

傷跡のある人に対し「過度に距離を取ってしまう」
という私の態度は、多分そのあたりにあると思うのです。

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by futoshi84 | 2016-11-16 23:03 | うつ
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思い出せないほど久しぶり。
オーバードーズをしてしまう。

薬を飲んだ後の、切れ切れの記憶だけが心にこびり付いている。
恐る恐る左腕に目をやると、生々しい切り傷が10本ほど走っていた。

...Fuck this.
呻くように呟き、よろめきながら台所で水を飲んだ。

「今回は仕方ないさ。
気を取り直して、いつも通り過ごせばいいんだ。」

私は陽気さを装ってオーブンでパンを焼き、
ヨーグルトに自家製のバナナジャムを添えてゆっくり食べ始めた。
それが毎日の朝食なのだ。

身体がじーんとしびれたような感覚で、
思うように力が入らない。
柔らかなブリオッシュ生地だって噛み切れなかった。

うなだれて食器を片付ける途中、ついには吐瀉してしまった。
戸棚から雑巾を取り出す途中、
今度はよろけて転倒してしまった。無様なものだ。

今日は終日、家に居よう。
私はそう思った。
時にはこういう日だってあるのだ。
病気の寛解宣言から5年が経過した、現在ですら。

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by futoshi84 | 2016-06-07 16:23 | うつ
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『思うに、君には何かがある。
あるいは何かが欠けておる。
どちらにせよ、同じようなものですが。』

集中治療室からの退院後(私はその年、自殺未遂を起こしたのだ)、
電話口で知人に言われた言葉。
全く同じセリフが村上春樹の小説に登場することを知ったのは、
2015年晩秋のことだ。



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車の運転が好きだ。
今年は萩まで運転して行く予定で、長距離運転も苦にならない。
アルジャジーラやBBCを聴いていると、
どこまでだって行けそうな気がするのだ。


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「鉄バイプで殴り殺して、生ゴミのように棄ててくれ」
むかしの日記をめくっていた時、その殴り書きを見つけた。
日付に目を落とす。2009年の11月。

私はきちんと前進しているのだろうか?
あの頃の自分に向かって「生きてて良かったぜ」と言えるのだろうか?
その答えは、今なお出ない。


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by futoshi84 | 2016-01-20 20:23 | うつ
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「何か食べないとマズいでしょう」
調子の悪い身体を引きずって自転車に乗り、夜の街へ出た。

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電車も通らない時間帯なので、お店の選択肢も少なかった。
いつもはごった返すアーケード街に人気はなく、
コツンコツンと私の靴音だけが虚しく響きわたっていた。

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ガラリ、と蕎麦屋の戸を開け、一番上のメニューを頼んだ。
『もう、何がどうでもいい』
そんな気分が濃厚な時、ごはんが美味しく食べれるはずもない。
結局ほとんど箸を付けず、黙って店を後にした。

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体調不良はよくあることで、"私の半生"と言い換えることもできる。
だが今回は、これまでと違うことがある。
うつ状態にも関わらず日常生活を続行していることだ。

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料理を作って、仕事へ行く。洗濯を怠らずにお皿も洗う。
"日常"を喪うことは、世界から切り離されるに等しいと思う。
どんなに辛かろうと。例え血を吐こうとも。
日常だけは棄ててはならない。
分水嶺があるとすれば、正にそこだろうと考えていた。

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その種の行為ー身体と心を分離させるーがどれほど危険か、
それくらいは分かっていた。
『下手すりゃ壊れるな』と感じる瞬間も多かった。

無体を続けて二週間。
すがりついていたはずの「世界」から、
不意にこんな言葉を投げかけられたように感じた。
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「キミのことなど、どうでもよい」。

存在そのものを無視されることは、
「死ね」と言われるよりも辛かった。

私がどんな感情を抱いていようと、
世界はお構いなしに回ってゆく。
分かってはいても、やり切れない思いだった。

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生きるというのは疲れるものだ・・・
ヘトヘトになりながら、力なく自転車をこいだ。
夜道のところどころに街灯が突っ立っていて、
そこだけまだらな輪郭を形作っていた。
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しばらく走り続けたところで高架に出会った。
電車も終わったこの時間に、だだっぴろい線路と小さなトンネルが迫ってくる。
出来損ないの怪物が、虚空にポカンと口を空けているかのようだった。

「家に帰ったら、」
と私は独り言を口にした。

「たらふく薬を飲んで寝よう」。


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by futoshi84 | 2015-05-26 01:45 | うつ
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たまに泣きたくなることだって
あるんだよ




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by futoshi84 | 2015-02-28 19:42 | うつ