我々はかなり遠くまで行くのだろうか?

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描くことは恋に似ている。

どこにいても、何をしていても、絵のことが気になる。
道を歩く、信号待ちをする、そのひと時に空を見上げ、
『あぁ、雲のグラデーションってこうだよな』そう呟いてしまう。

進まない絵に対し心が引っ掛かる。
『あそこでああしていれば』『もっと出来ることがあったんじゃ』
そんなことを、際限もなく考えてしまう。
色の置き方を誤る。ふと恋人を傷つけてしまう。
その瞬間、心臓に冷水を浴びる思いがする。

私と絵がどこへ向かっているのか、自分自身にも分からない。
でも、進めるところまでは進もうと思っている。
互いに手を携えて。時に伴走するように。

何にせよ、一つだけはっきりしていることがある。
まるで恋をするように、私は絵に対し真剣だということだ。

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by futoshi84 | 2019-06-14 20:33 |