苦いくすりの話。

(うつ日記です、ごめんなさい;
 苦手な方はお戻りください;;)


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書かないよう心掛けてきましたが、
これ以上我慢すると、壊れてしまう

だから、少しだけ、、、、ごめんなさい・・・







つづき。

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『将来は、味に携わる仕事がしたいよなぁ』

ということを 去年の暮くらいから考え始めています
一進一退ながらも少しずつ"夢"が輪郭を造り始め、
"目標"へと変わりゆくさまを見つめるのは、
なんだか不思議な心もちでした。

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先月くらいに寝付きが悪くなった時、
いち早く病院に行き、睡眠薬を処方してもらいました。

自分の体調の悪化は、まず不眠からやってくる・・・

逆に言えば、"眠れてさえいれば元気でいられる"
というわけで、『それなら先手を打ちに行くか』 となったのです。

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薬局で手渡された薬は、10年ほど前に飲んだことがあるものでした。
就寝前に飲む薬で、
飲んで寝ると、翌日は一日中、口の中に嫌な苦味が広がり続けるのです。


病院に引き返して相談することも出来ましたが、
あえてそれはしませんでした。

『では、副作用の苦味を抑える薬を出します』
と言われ、違う薬が増える。
その薬にも副作用があって、
あたかも雪だるまのように薬が増えていくのです。

そういう光景は、二度と見たくはなかったから。



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『京都に、スゴい和菓子屋さんがあるらしい。
 おそらく日本屈指のお店だ。
 しかしながら賞味期限は当日限りだそうだ』

東京でそういう話を聞いたのは、ちょうど苦い薬を飲み始めた頃でした。

『それなら ちょっと行ってみるか』
新幹線に乗って、一直線にそのお店へ行き、
和菓子を受け取って東京にとんぼ返りしました。

京都では観光も何もせず、お寺さんも見ず、
写真すら撮りませんでした。

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東京に戻って和菓子の包を解いて、
みんなで食べました。

『せっかく買ってきてくれたんだから、
 ふとし君も食べてください』

そう言われ、少しだけ口にしました。
案の定、くすりの苦味が全てを台無しにして、
味は何ひとつ掴めませんでした。

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あの瞬間の失望をどう言葉にすればいいのか、
今なおわかりません。

当第一流のお菓子だろうがなんだろうが、
私には、何も感じることが出来なかったのです。

あの時ほど泣き出したくなったことはありませんでしたが、
とぼとぼと帰宅し、自室で独り泣きました。

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必死で味を取る勉強をしている今の私にとって、
副作用で味がまるで分からなくなるということは、
死ねと言われるより辛いことでした。

おぼろげながらもようやく見えてきた未来を、
薬が台無しにしようとしている。

・・・辛い・・・・

でも、飲まないと眠れない。
よしんば眠れても、目標は徐々に、
しかし確実に遠のいていくのが分かる。


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一体全体、これ以上、どうしろというんでしょうね・・・。
by futoshi84 | 2013-08-16 00:07 | うつ