建築や西洋古典絵画が趣味の方にとって、
もう絶対に外せない!生きてるうちに必ず行きたい!
なスポットの「バチカン市国」へ行ってきました。
訪れた2023年1月は、前教皇・ベネディクト16世の葬儀が行われた前後でした。
世界中のメディアが集うブースが急ごしらえで設置されていたり、
教徒の方々が訪れていたり、
普段と異なる雰囲気だったようです。
(初めて訪れた私には違いが分からず、、、)
伝統的なスイス傭兵(ミケランジェロがデザインした制服だそう)が各所で守りを固める中、
サン・ピエトロ大聖堂へ。
事前にダ・ヴィンチ・コードの続編「インフェルノ」や
Netflixの「2人のローマ教皇」を鑑賞していたせいか、
見覚えある内部に大感激。
写真でも素敵だけれど、是非実物を見てほしい・・・
圧倒的で、「ここが世界の中心では」と思えてくるスケールでした。
さて、ここからはお待ちかねのバチカン美術館へ。
美術館のシンボル、螺旋階段を眺めつつ進んだ先にあるのは・・・
いきなり、ダ・ヴィンチの『荒野の聖ヒエロニムス』。
未完成だし、荒削りだけれど、迫力抜群、
同じく油絵を描く身としては、
「この絵を描いてた時、ダ・ヴィンチは結構しんどかったんじゃ・・」
なんて思ってしまうくらい、彼の気持ちがひしひしと伝わってきました。
バロック海外の巨匠・カラヴァッジョ『キリストの埋葬』。
コロナ禍の2020年、来日が決定していたのが中止になってしまった絵。
カラヴァッジョ好きの私にとって、あの時は悔しかった・・・
あれから3年が経ち、何とか実物の前に立つことが出来ました。
広大なバチカン美術館は展示スペースが広く、
大混雑な日本の美術展よりゆっくり眺められるのが嬉しいですね^^
システィーナ礼拝堂(写真不可)を訪れたあと、
お腹ペコペコでイタリア料理店へ。
ローマでよく見かける「カッティングボード」。
ウッドボードに生ハムやサラミ、チーズなどがどどん!と並んで運ばれてきます。
見た目の豪華さはもちろん、食べごたえバッチリでお酒が進む!
せっかくですので、ローマのテラス席でよく見かけた
「カンパリ・ソーダ」と共にいただきました^^
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